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2020/07/20
介護ビジョン8月号掲載 コロナ禍でも稼働率を上げた事業所の共通理由  

コロナ禍でも稼働率を挙げた事業所で共通の理由は、ひとつ目に原点回帰した点である。

通所介護事業(デイサービス)」と通所リハビリ事業(デイケア)の定義について今さらと思われるかもしれないが、再確認しておきたい。

通所介護の定義

「通所介護の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、 その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない」

以上の定義から抜き出されるキーワードは「居宅」「社会的孤立感の解消」「家族の身体的及び精神的負担の軽減」。おおよそ「通いの場」「楽しむ所」と多くの方が思われている「デイサービス」の仮の定義とはイメージが違うものばかりであろう。多くの利用者だけでなく、運営本体である事業者も看過してしまう点である。しかし、これこそが今回のコロナ禍の影響は日頃から原点に忠実に従って運営していたかどうか差となったことは言うまでもない。レクリエーションだけにこだわったり、機能訓練特化していたり、食事へのこだわり、ただの時間潰し、ただの保険の貪りのデイサービス利用者や家族から聞こえてきたのは「デイに行きたいのは山々だけど今回はコロナが怖いからしばらくうちで過ごします」でした。もちろん、その後に、うちに引きこもって(引きこめて)いたために、心身機能が衰えてしまったという調査結果も多く見られた。

今回、参考としてあげた事業所に共通する稼働率の維持、もしくは解除後の反動の大きさは本来の通所介護事業として確実に社会資源として地域で根付いていたことを証明するものである。そういう意味でも地域での他社と明確な違いを明確に示すことができる事業は「地域の役割」として絶対的なインフラとして今後も生き続けることができるはずである。

ちなみに、リハビリ中心である通所リハビリ事業(デイケア)の定義は以下のとおりである。

通所リハの定義

「通所リハビリテーションの事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、理学療法、作業療法 その他必要なリハビリテーションを行うことにより、利用者の心身の機能の維持回復を図るものでなければならない」

 

明らかに通所介護事業とは「役割」が違うことがわかる。同じように見える、考えられる「通所」事業も、原点である平成12年に施行された介護保険制度「国の施策」に則って行うことの重要性がはっきしりたコロナ禍での状況であった。今後の第二波三波に備えて、地域での自社の役割を改めて見直していきたい。

 

以上。

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